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<ピクセラ>(6731) 
7期連続赤字のなか新製品投入
2024年12月26日
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 24年9月期も赤字で、これで18年9月期から7期連続の赤字となっている。売上高についても、前24年9月期はほぼ2割の減収となっており、19年9月期に50億円を超えていたが、11億円余にとどまった。一方製品面では、こうしたなかで新製品のUSB接続テレビチューナーを12月25日から市場投入する。業績回復の起爆剤として期待をかける。

 市場投入したUSB接続テレビチューナーは、パソコンを自分専用のテレビとして活用するというコンセプトの製品で、製品名は「Xit Square+(サイト スクエアプラス)」。テレビ番組を好きなときに、好きな場所で自由に楽しむことができる。 クラウド録画機能とAIを搭載しており、ライフスタイルにあわせて録画や再生が可能で、クラウドストレージに録画すれば、パソコンだけでなく、 スマートフォンやタブレットでもテレビ番組が視聴できる。ネット経由で先行販売を始めたところで、25年2月からは一般販売も始める。

 業績面では、24年9月期も大幅減収と赤字継続だった。ピクセラはAV関連事業と家電事業を2本柱とするが、主力のAV関連では、自身のテレビ受信機関連の技術を生かせる製品が伸び悩んでいる。テレビ離れやインターネットコンテンツに置き換えられ市場が縮小しているのが響いているもの。

 前期もこの傾向は続いており、世界的な半導体部品の供給不足といったグローバルな問題に加え、AVおよび家電製品需要の減退やテ レビ市場縮小によるコア技術の需要低下など既存事業の苦戦が顕著だった。

 24年9月期は、売上高が対前期比19.8%増11億6,300万円、経常利益は8億4,600万円の欠損(前年は12億5,100万円の欠損)、当期利益は12億200万円の欠損(同14億1,300万円の欠損)だった。

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