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<シークス>(7613) 
ロボティクス事業で合弁新会社
2023年11月30日
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 シンガポールに合弁会社を設立、ロボティクス事業に本格展開していく。一方主力のEMS事業においては、中国市場向けは依然として停滞しているものの、欧州、米国、国内向けなどが補い、今23年12月期は売上高が前期比8.3%増の3,000億円台乗せ、利益は最終で62.7%増の77億円を見込む。売上高は20年12月期には1,815億円余だったから、ここ3年間で65%拡大することになる。

 シンガポールの合弁会社は、社名が「BotMind Pte. Ltd.」で、今年12月中に設立予定。資本金は425万シンガポールドル(約4億7,000万円)で、シークスの全額出資子会社であるシークスシンガポールが47.1%、残りをシンガポール科学技術研究庁およびSIIX−AGT社が出資する。SIIX−AGT社に対してはシークスシンガポールが19%を出資している。

 新会社は、従業員10人でスタート、ロボット機器ハードウェアのリース、販売、導入サービス、メンテナンス、保守などを行う。警備・監視用のロボットだけでなく、ファシリティ・マネジメント、飲食業、清掃業、ホテル業など幅広い分野で活用できるロボットの運用を目指す。

 シークスでは、2015年にロボティックスの開発会社であるSIIX−AGT社を設立、シンガポール科学技術研究庁と共同でセキュリ ティ・ロボットの開発を進めていたなか、実証実験の成果を受けて実用化のフェーズとなったため、事業展開を行うための合弁会社を新たに設立することになった。

 業績面では、ここまで期初予想を若干上回る推移で展開しており、今23年12月期は増収、大幅増益となる見込み。EMS事業において、中国市場(中華圏)向けが家電機器用および産業機器用に減少しているものの、ほかの地域での車載向けが伸び、カバーしている。

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