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<日東電工>(6988) 
火災の韓国子会社を清算
2022年12月27日
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 韓国の生産子会社、韓国オプティカルハイテック社(本社慶尚北道亀尾市)を清算することを決めた。韓国オプティカルハイテック社は10月4日に火災が発生していた(火災発生は10月6日付弊社サイトで既報)。

 火災そのものは翌5日に鎮火して消火活動を終えたものの、その後の調査で生産棟の延焼範囲が広く、生産設備も大きく損傷、 復旧には相当の費用と長期間を要することが判明した。こうしたなかで日東電工では再開は困難と判断、このまま清算入りさせることになった。

 韓国オプティカルハイテック社では、日東電工の主力製品のひとつであるFPD・タッチパネル用偏光板などを生産していた。日東電工の偏光板生産は、韓国にもう1カ所生産拠点(韓国日東オプティカル社、韓国平澤市)があるほか、中国上海および深せん、ベトナム、国内でも尾道事業所(広島県尾道市)などで生産している。このまま閉鎖となる韓国工場分の代替生産は、これら他拠点でカバーする。

 韓国オプティカルハイテック社は、2003年の設立で、全体従業員は明らかにしていないが、出火当時に勤務していた従業員は外部の協力会社の社員10数人を含めて156人だったとしている。

 一方国内では、全額出資子会社の三重日東電工(三重県亀山市)を23年4月1日付で吸収合併する体制再編を実施する。同社は日東電工製品の材料製造などを行っており、業務や重複する事務など間接業務を統合することで経営の効率化につなげる。三重日東電工の22年3月期は売上高23億2,300万円、当期利益1億4,500万円という事業規模だった。

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