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<GSユアサ>(非上場、ジーエス・ユアサ コーポレーション子会社)
パワーコンディショナー強化狙いに、メガソーラー参入
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本社:京都市南区吉祥院西ノ庄猪之馬場町1 TEL:075−312−1211 代表者:依田 誠氏 資本金:100億円 従業員:2,614人 業種:自動車・産業用各種電池製造 11年3月期売上高:1,385億円 |
2012年6月27日 |
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メガソーラーを建設、太陽光パネルを利用した売電事業に参入する。GSユアサグループでは、太陽電池関連ではこれまではパワーコンディショナー(電力変換装置)の生産と一部パネル設置工事のみを手がけていただけで、新たな展開となる。しかし実際には、こうしたメガソーラー建設とその結果として得られる売電事業についても、それらをビジネスとして育成していくというよりむしろ、自社製品であるパワーコンディショナーの販売強化の一環として位置づけられている。
GSユアサは、ジーエス・ユアサ
コーポレーション傘下の事業会社で、蓄電池やリチウムイオン電池を手がけるが、太陽電池関連では電力変換に使用するパワーコンディショナーのみを製造、販売、自治体や工場向けなどに販売している。
今回のメガソーラー建設は、こうしたなかでこのパワーコンディショナー事業の強化を図るというのがそもそもの狙い。買取制度の導入もあり、メガソーラーは今後各地で建設が見込まれており、GSユアサではメガソーラー建設そのものを自身で手がけることで、搭載するパワーコンディショナーの品質向上につなげ、さらに同品販売のアピール材料にしようというのが大きな狙いとなっている。
メガソーラーについては、GSユアサ子会社のいわきユアサ(福島県いわき市)の工場棟の屋根と本社工場敷地内の遊休地に設置、12年度中での運用を目指している。実際に建設したメガソーラーで発電した電力については、買取制度を活用して東北電力などに販売して収益を確保する予定で、出力容量としては1MWを予定している。投資額は3億円を見込む。
またいわきユアサのメガソーラーが軌道に乗った段階で、順次GSユアサの京都2カ所(京都市南区、京都府福知山市)、群馬などの各生産拠点にも同様にメガソーラーを設置、いずれもそこで確保した電力については電力会社などに売電していく。
ちなみにメガソーラー設置に関連しては、前述のようにパワーコンディショナーは自社製品となるが、ほかのパネル、システムなど関連製品はすべて外部調達となる。自身で手がけるのは現在既に実績があるパワーコンディショナーと設備工事だけ。
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