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<加賀電子>(8154) 
ベトナム生産進出。EMS
2017年7月31日
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 EMSでベトナムに生産進出する。北部紅河デルタ地区に位置するフンイエン省に現地法人を設立、EMSおよび電子部品販売を手がけていく計画で、当初従業員80人で立ち上げ、3年後に20億円の売り上げを目指す。ベトナムにEMS拠点を設けるのは初めて。現地の既存工場を借用してこれから設備を導入する形で、年内稼働入りを目指している。

 電子部品商社の加賀電子は、EMSにも積極的に取り組んでおり、海外EMS事業についても90年代からいち早く取り組み、現在では中国蘇州、深せん、東莞などの自社工場を含めて、共同出資および協力工場も合わせると中国国内だけで計8カ所の工場を抱える。また東南アジアではタイ、マレーシア、インドネシアに拠点を持ち、さらに欧州ではチェコなどにも生産進出、また昨年はメキシコにも現地法人を設立している。

 ベトナムはこれら拠点に続くEMS生産拠点で、東南アジアでのユーザーニーズ対応強化を目的としている。現地法人の社名は「KAGA ELECTRONICS(VIETNAM)CO.,LTD. 」で、資本金は787億5,000万VND(約4億円)、加賀電子のタイ子会社が全額を出資した。ベトナムでは従来から販売活動は行っていたが、直轄の拠点はなかった。EMSの現地法人を設けることで販売強化にもつなげる狙い。

 一方昨年現地法人を設立したメキシコ工場も年内には稼働開始予定で、ベトナムと前後して海外EMS強化が続く。メキシコでは、サン・ルイスポトシ州に本社を構え、まずは商社活動からスタート、同州内の既存工場を確保してEMS事業にも踏み出す計画となっている。工場稼働時には、従業員をまず100人程度として、5年後に売上高50億円を目指している。

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