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<インターアクション>(7725、東証2部) 
再生エネルギー事業から撤退
2016年12月9日
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 太陽光発電関連製品のシステム設計・販売などを行う全額出資子会社、BIJ(東京都渋谷区)を売却する。再生可能エネルギー事業は、買い取り価格の低下などから市場が縮小しており、インターアクションとしては同事業から撤退する方向。インターアクションは、前期実績で全体売上高のほぼ3分の1が再生可能エネルギー関連事業で、BIJはその中核子会社という存在だった。

 インターアクションは、もともとCCD、CMOSなど撮像半導体の検査装置のメーカーだが、現在ではこれら光学精密検査機器関連事業のほか、太陽光パネルモジュールの製造・販売など再生可能エネルギー関連事業、さらにはこのところ自動車の自動運転などIoT市場や3Dプリンタ市場にも参入しており、多角化が進む。

 しかし再生可能エネルギー関連事業については、今17年5月期の第1四半期(6〜8月)において、投下資本18億円に対して営業損失が4,200万円となり、投下資本利益率(ROIC)が−2.4%にとどまっていることなどから、縮小、撤退の方向を決めた。

 BIJの業務と従業員については、同社の木地貴雄社長が新たに設立する新会社にそのまま移管される。詳細は詰めているが、譲渡価格は3億1,200万円を予定している。メンテナンスを含めてBIJの業務を引き継ぐ新会社との取引関係は継続するため、再生可能エネルギー事業が完全になくなるわけではないが、自身およびグループでの関連事業はなくなり、事実上撤退となる。

 BIJの前16年5月期は、売上高13億4,253万円、経常利益は1,284万円、当期利益は797万円。前期末時点の総資産は15億1,539万円、純資産は3億5,070万円だった。

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