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企業動向記事
<木嶋無線>(記事見本) 
トランス・コイル。連絡途絶
2014年9月24日
(この後、10月3日、11月7日付で木嶋無線のその後の続報あり)
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本   社 東京都大田区南馬込6−27−16
T E L 03−3755−1101 資 本 金 5,000万円
代 表 者 木嶋 稔氏 従 業 員 10人
業   種 トランス・チョークコイルの製造、販売
業   積 11年5月期売上高 5億円
 トランス、チョークコイルのメーカー。連絡が途絶しており、事実上倒産状態にある。複数の取引先に確認したが、いずれも正式な通知は来ていない。しかし本社は閉鎖されており、木嶋社長個人も連絡がとれない状態になっている。

 本社には貼り紙などは出ていないが、本社前の駐車場の入口から封鎖された状態となっている。また電話はコールするが誰も出ない状態が続く。量産拠点となっている香港、中国工場も連絡がとれない。なお取引先の話だと、先週末の9月19日には通常通り業務を行っていたとしており、連休をはさんで24日から連絡途絶状態となっているもよう。また中国工場の方は現地の弁護士らしき人物が出入りしており、何らかの正式な処理がされているようだとする声もある。

 木嶋無線は、ストロボ用のトランス・チョークコイルを主力に、スイッチング電源用のトランス・チョークコイルも手がけていた。1959年に前代表の木嶋精一氏によって設立された老舗で、現在の社長は前社長の娘婿で2代目となる。

 かつては本社のほかに新潟にも工場を構え、国内従業員200人、また年間売上高も25億円程度の規模があったが、現在は実際の量産は香港、中国深せん、ベトナムなどにシフトしており、国内は従業員10人程度を残すだけの規模となっていた。ここ数年業績は悪化しており、経営状態はかねてかなり逼迫していた。

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